一般歯科・根管治療

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あだちデンタルクリニックで行う虫歯治療

虫歯治療を行う際には、虫歯を取り残さないように丁寧で確実な処置を行うことを徹底し、再治療の可能性をできるだけ低くすることを目標としたしっかりとした治療を心がけております。「それほど痛くないから」「時間がないから」と虫歯治療を先送りにしていると、次第に神経まで進行していき、さらに隣の歯に虫歯菌が移っていくことで1本だった虫歯が2本になり、それが4本にと、どんどん数が増えていくことが考えられます。いざ治療してもらおうと歯科医院を訪れてレントゲンを撮ると、1本だと思っていた虫歯が10本になっていたというケースが実際に起こっています。進行した虫歯治療ではどうしても歯を大きく削ったり、神経を取ったり、抜歯をしたりといった負担の大きい処置が必要になります。虫歯は進行すればするほど治療が難しくなり、治療時間や治療日数が長くなり、費用も増え、身体が負うダメージも大きくなってしまいます。虫歯は痛みを我慢して放っておいても自然に治るものではなく、重症化してしまうと最悪の場合は歯を失ってしまうことにも繋がるので、症状に気がついたら早めに歯科医院を受診することが大切です。

神経を取る、または残すという判断について

虫歯の進行の度合いによって、神経を取る処置が必要だと医師が判断する場合があります。そのような時には、患者さまの意向を聞かずに勝手に処置を進めるようなことは決してなく、必ず事前に「神経を取る処置をします」ということをお伝えして、患者さまの同意を得てから治療を進めます。「どうしても神経を残したい」という考えをお持ちの方には無理に処置は行いませんが、神経を取らずにそのままにしておくと神経内の腐敗が進み、感染症などにより歯の中に膿が溜まって突然の激痛に襲われる可能性があるという話をさせてもらっています。神経を取ると歯の寿命も短くなりますので、そのような判断を迫られる状況に陥らないように、日頃から虫歯の早期発見・早期治療と予防を心がけましょう。

治療中の歯を抜く、または残すという判断について

重度の虫歯や歯周病などで、歯を残すことがその方になって最善の方法にはならないと判断されるケースでは、残念ながら抜歯を選択することになります。歯を残すかどうかの判断も神経を残すかどうかの判断と同様に、医師から「この歯は残せますが、この歯を残すのは難しいです」ということを詳しくご説明して、患者さまの同意を得られた場合のみ抜歯を行います。実際に歯を抜くのは、抜歯後の処置として「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」などの選択肢から何を選ぶかをしっかりと話し合って決定した後になります。どのような選択をするにしろ、患者さまのご意向を第一に考えながら、長期的な視野に立って治療計画を決定しています。

治療後の注意点

軽い虫歯の治療を行った後の注意

虫歯になって治療したということは、その場所が元々磨きにくい場所だったために汚れが溜まりやすくなっていたと考えられ、虫歯の再発を防ぐためにはより丁寧なケアが必要になります。日々の歯磨きで歯ブラシだけでなくデンタルフロスも併用して、同時に歯科医院での定期的なチェックとクリーニングを続けることが大切です。糸巻きタイプのフロスが使いづらい方にはホルダー付きのタイプの使い方をご説明しています。

神経を取る治療を行った後の注意

最終的な被せものが入るまでは、食事の際に固いものを避け、治療している部分の反対側で噛むことをお願いしています。また、被せものを入れた後、自分の歯と変わらない感覚になるまで馴染むにはある程度時間がかかり、人によってはしばらく違和感を感じることがあります。何か気になる点があればすぐに対応しますので、いつでもお知らせください。