矯正歯科治療を専門に行うドクターの矯正治療

ABOUT

  • HOME
  • > 専門のドクターが行う矯正治療

日本矯正歯科学会の「認定医」「指導医」とは

矯正治療とは、ドクターの経験や技術力の違いが治療結果に大きな影響を与える治療です。 納得のいく治療を受けるためには優秀な矯正歯科医を選ぶことが大切になります。その判断基準の一つとなるのが、 日本矯正歯科学会が認める「認定医制度」です。日本でもっとも権威ある矯正学会の日本矯正歯科学会が定めた高い基準をクリアし、相当年数のキャリアと症例実績を積まなければ「認定医」という資格を所持することはできません。もちろん認定医の資格を持たない一般歯科の先生でも素晴らしい矯正治療をされる先生はいらっしゃいますが、矯正歯科という看板を掲げているドクターが全てそうだとは言い切れないのが現状です。「認定医」の肩書は、厳しい基準の試験に合格し、その資格を維持するために日々症例を積み重ね、各種の学会や講習会にも定期的に出席して常に最新の医療を勉強している明確な証となります。当院の院長は「認定医」の資格と合わせて「指導医」の資格も得ています。指導医は12年以上の矯正治療経験があり、認定医取得後に研修期間にて3年間の教育指導歴またはそれに即した学会発表や論文という条件を満たした者だけに認められる、認定医を育成する立場の資格です。基本に忠実でありながら、最新の矯正歯科治療も意欲的に取り入れて実践していること、患者さま一人ひとりに時間をかけて向き合い常に最善の治療を追及すること、多くの症例を経験してイレギュラーなケースにも確実に対応できるようになることが矯正治療を行う優れた医師に求められる資質であるといえます。

一般歯科医院で矯正治療を行うメリット

矯正治療は矯正専門医院で行うほうが良いと思われがちですが、実は一般の歯科医院で行うメリットも多数あります。最大の利点としては虫歯の発見と治療が高いレベルで可能だという点が挙げられます。矯正を専門に学んでいたからこそわかることですが、矯正歯科の立場だと「この歯をこう動かして、次にこう動かして」と歯並びの面でしか歯を見ない傾向があります。明らかに穴があいているような虫歯は誰にでも判断がついても、歯と歯の間の小さい虫歯などは見落としてしまうパターンが起こり得るため、どのような虫歯もその場で発見できてすぐに処置できることが一般歯科で矯正治療を受ける利点の一つです。矯正専門医院においては提案できる治療法は矯正のみとなりますが、幅広く勉強している当院のような一般医院であれば矯正以外のさまざまな治療にも対応が可能です。例えば歯が1本抜けたという時に、矯正という選択肢も挙げながら考えられる他の治療法もご提案して、患者さまに選んでいただくことができます。もう一点、ご兄弟で来院された時に上のお子さんが矯正治療、下のお子さんが虫歯の処置と、異なる治療を同時に行って保護者の方への説明も一度にできることも保護者の方に大変喜ばれています。待ち時間や他の歯医医院への移動時間が無くなることで無駄な時間を省き、他のことをする余裕が生まれる点が、忙しい現代社会では大きなメリットとなります。

矯正治療の見た目の改善以外の効果

矯正治療を行うことによって得られるメリットは、見た目が整うことはもちろんですが、全ての歯でしっかり噛めるようになることが大きな意味を持ちます。前歯が当たっていない開咬という症状のためにハンバーガーを食べて中身が抜け落ちてしまっていた方も、矯正することで綺麗に噛み切って食べられるようになり感激されています。矯正をして本当に食事が楽しくなったという声をこれまでたくさんの方から頂きました。食べ物をしっかり噛み砕いて飲み込めるようになることで、胃腸の負担が軽減される点も見逃せません。その他にも口の周りの筋肉が強くなることで口が閉まり、「鼻の通りが良くなる」「顔のたるみがなくなって肌つやが良くなる」などの副次的な効果が多数見られます。歯の本来の機能を回復することで、お口の中だけでなく全身の健康にも良い影響を与えます。

長期的な視野に立った誠実な治療

当院での矯正治療は、生涯にわたって患者さまが健康でいられるために、何をすべきなのかを真摯に考えご提案しております。 目先にとらわれない「将来を見据えた矯正治療」を念頭に置いて最初にゴールを設定し、そこから逆算して「このタイミングではこの治療を行う」ということを常に判断しています。10人の患者さまがいたら症例も10通りに分かれると考えて、多種多様な装置の中から症例に合わせて順序立てて使う装置を決めていきます。行き当たりばったりの治療は決して行わず、一つの装置にただ盲目的に頼るということもありません。患者さまのお口の中ととことんまで向き合い、最後まで面倒を見させていただきます。

矯正相談を行っています

小児矯正の場合は、乳歯が全て永久歯に生え変わり綺麗に並んだ時点で治療終了となります。お子さんの前歯だけを治したいという希望で来院される方が時折いらっしゃいますが、前歯を治したとしてもその後他の永久歯が曲がって生えてきたらやはり対処する必要があり、前歯だけを治して終了というわけにはいかないことをご説明しています。当院では初回相談をお受けしており、1時間ほどかけて詳しいカウンセリングを行って、納得された方だけに次回の検査の予約をお取りするようにしています。当院で治療を受けたお子さんのお友達などのご紹介で来られる方も多いですが、お口の中の状況を見なければ同じような条件で治せるかどうかはわかりかねるため、ご紹介の方でもカウンセリングや治療に関するご説明を端折ったりせずに、新規でいらっしゃる方と同じように厳密に行っています。無理やり治療を勧めることは決してありませんので、他の歯科医院にも遠慮なく相談に行かれることをおすすめします。幸いにも当院の治療計画についてご理解と納得をいただければ、詳しい検査を行った上で治療スタートとなります。

矯正治療で見た目の改善以外に得られること

矯正治療とは、不正咬合を正常な咬合に整えて、お口の中の正常な咀嚼機能と環境を取り戻して健康な身体と心を作る治療です。理想的な歯並びと噛み合わせを獲得することで、見た目が美しくなるだけでなく歯磨きがしやすくなって虫歯や歯周病のリスクが減少し、顎の関節への負担も少なくなります。良い噛み合わせは咀嚼能力を高めて消化吸収を助け、胃腸の負担を軽くするので全身の健康や若さの維持にも繋がります。心理面での影響も大きく、「矯正したことで笑顔に自信がついてよりアクティブに人生を楽しめるようになった」と言われる方が数多くいらっしゃいます。歯は皆さま一人一人のピュアな財産であり、一生自分の歯で生活できることほど幸せで贅沢なことはありません。当院は口元と調和した美しい歯並びを実現するお手伝いをして、輝くスマイルを獲得していただくことで患者さまの幸せを追求していきます。

抜歯・非抜歯に関する考え方

矯正治療に際して小臼歯を抜歯するかしないかという件については医師によっても意見が分かれるところですが、当院では特にどちらかに特化した治療を行っているわけではなく、その方のお口の中のトータルなバランスを見ながら判断しています。無理に抜歯せずに治療した結果、口元が突き出た仕上がりになったり、噛み合わせに問題が出たりするのであれば、歯を残すメリットは全くありません。抜歯することによって患者さまの今後の生活のクオリティが上がってメリットが大きいと考えられる時には抜歯という選択肢をご提案しています。非抜歯での治療を行っている歯科医院でもほとんどの場合親知らずの抜歯は行っており、完全な非抜歯の矯正治療は難しいのが現実です。どうしても歯を抜くことに抵抗があるというお気持ちはよくわかりますが、当院の治療方針は「抜かないで治療できるケースは抜かず、抜くべきケースでは抜く」というスタンダードなものであり、しっかりとご相談を重ねながら最良の治療方法を患者さまと一緒に決めていきます。